リーマン・ショック

 9月15日、アメリカの証券会社である「リーマン・ブラザーズ」が、63兆円の負債を抱えて経営が破たんした。このページでとりあげている音楽業界など芸術・文化団体にとって決して他人事ではない事態である。

 そのことを気づかせてくれたブログ→http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2008-09-19

 日本法人(リーマン・ブラザーズ証券)は、東京交響楽団(とサントリーホール)が主催している子供向け演奏会に協賛しているし、個人的に何度か行ったことのある森美術館のスポンサーになっている(六本木ヒルズ52階に社名を記したプレートが掲げられていた)。

http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/080510.html(子供向け演奏会の詳細)

http://www.mori.art.museum/jp/mamc/index.html(メンバーシップ・プログラムに名を連ねている=スポンサー)

 森美術館のスポンサーには、来月に社名を変更する見込みのグッドウィル・グループや、親会社の破綻は免れたAIGエジソン生命保険が名を連ねているが、これらの企業がいつまで支援してくれるのか注目である。