京都市交響楽団の話題2点

 日本国内にあるオーケストラでただ一つ、京都市交響楽団自治体の直営で活動してきた団体である。その京響が来年度(2009年4月)から、京都市音楽芸術文化振興財団という外郭団体に移管されることになった(京都新聞電子版2009年1月26日付による)。
 ゆくゆくは自立して、活動資金を自前で調達できるようになってもらいたい、と財政再生団体に転落する恐れの出てきた京都市の親心な計らいであった、と後世に評価されればよいのだが。
 そんな中、2009年度の自主演奏会プログラムが発表された。http://www.city.kyoto.jp/bunshi/symphony/2009jishuitiran.pdf
 注目なのは、7/23(木)の公演(定期演奏会)に、大野和士が登場することであろう。確か京響では3年ぶりの客演のはずである。