オーケストラ

Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks / バイエルン放送交響楽団

2年もブログを中断していたが、久しぶりに書くこととする。 ドイツではNHKにあたる放送局が各州に存在するが、2012年はヘッセン州とバイエルン州の放送局に属するオーケストラが日本にやってきた。ヘッセン州のほうは6月に聴いたのだが、これが指揮者、…

Berliner Philharmoniker Lounge

近所にクラシック音楽のCDショップがないことから、インターネットの通販サイトを時々利用しているが、そのひとつであるHMV ONLINEのサイト内にベルリン・フィル関連のコーナーができた。 このドイツにあるオーケストラは、インターネット経由で演奏が聴か…

ベルリン・フィルの2009/2010シーズン

5月になって、やっとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、次シーズンのプログラムを発表した。 http://www.berliner-philharmoniker.de/de/konzerte/saison-20092010/ (詳細:http://www.berliner-philharmoniker.de/konzerte/kalender) 毎年5月1日…

マリインスキー管弦楽団の日本公演(2009)

先日新国立劇場に行った際、東京ではコンサートホールなどの入口でよく行われているが、チラシの束を配っているのに出くわした。情報収集の一環として受け取って中を見ると、マリインスキー歌劇場管弦楽団の日本公演の案内があった。 それによると、今回のツ…

佐藤可士和によるブランディング

クラシック音楽の業界で、興味深いニュースが年度明けに飛び込んできた。アートディレクターの佐藤可士和がカジモト(KAJIMOTO 旧・梶本音楽事務所)と、東京都交響楽団の新しいロゴマークなどをデザインしたのである。 KAJIMOTO:http://www.kajimotomusic.…

バイエルン放送交響楽団の2009/2010シーズン

ミュンヘンのバイエルン放送交響楽団が来シーズンの公演詳細を発表した。音楽事務所のジャパンアーツが一部発表していたが、日本ツアーの詳細も発表された。 ジャパンアーツ→http://japanarts.cocolog-nifty.com/artistvoice/2009/02/index.html バイエルン…

ミュンヘン・フィルの2009/2010シーズン

ドイツのミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が来シーズンの公演詳細を発表していた。PDF自体は104頁なのだが、現物のほうのページ表示は190頁余りもある大部だ。 http://www.mphil.de//mphil/pdf/Mphil_JahresPRO0910_www.pdf 後ろのほうに「Reisen in de…

シンシナティ交響楽団の日本公演

音楽事務所のジャパンアーツが一部発表していたが、シンシナティ交響楽団の日本ツアーの詳細が発表された。 ジャパンアーツ→http://japanarts.cocolog-nifty.com/artistvoice/2009/02/index.html シンシナティ交響楽団→http://cincinnatisymphony.org/Media/…

神戸公演の中止(ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団)

不況のせいかと思われる出来事が起きた。オーストリアの「ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団」が6月7日に神戸文化ホールで予定していた公演が、招へい元の事情で中止になってしまったのである。 http://www.kobe-bunka.jp/hall/ →3/5にアクセスした時点…

京都市交響楽団の話題2点

日本国内にあるオーケストラでただ一つ、京都市交響楽団は自治体の直営で活動してきた団体である。その京響が来年度(2009年4月)から、京都市音楽芸術文化振興財団という外郭団体に移管されることになった(京都新聞電子版2009年1月26日付による)。 ゆくゆ…

山下洋輔の出演した定期演奏会

先週の金曜日(1月9日)に、兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会を聴きに、西宮まで出かけた。 曲目は、前半が山下洋輔のピアノ協奏曲第3番「エクスプローラー」で、後半がショスタコーヴィチの交響曲第5番作品47だった。 前半は、山下による自作自演…

2008年に聴いたコンサート(総集編・オーケストラ)

2008年に聴きに出かけたコンサートのうち、オーケストラの演奏を振り返っておく。・シュトゥットガルト放送交響楽団(1/31,フェスティバルホール):ノリントン(音楽監督)による指揮の解釈が披露されたコンサートだった。前半のメンデルスゾーンでソロを弾…

ドゥダメル・イン・広島

ユース・オーケストラでありながら、世界的に見てその知名度はウィーン・フィルにも劣らないといってよいだろう。ベネズエラの「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ」が18日に広島で公演を行うというので、新幹線にて出かけた。 チケットの発売開始が10…

「ドン・ジョヴァンニ」のティンパニ奏者

12月13日に新国立劇場でモーツァルト作曲の「ドン・ジョヴァンニ」を観た。当日の模様は東条碩夫さんのブログを参照していただくとして、ここでは個人的に驚いたことを書く。 (東条さんの日記:http://concertdiary.blog118.fc2.com/blog-entry-360.html) …

感心できない公演(その1)

出だし数小節の出来によって、演奏の全体の良しあしが決まると書いているコラムに何度か目にしたことがあるが、そのことを実感させられた演奏会に接する機会があった。 2005年にオープンした兵庫県立芸術文化センターを拠点とする、兵庫芸術文化センター管弦…

来日できないオーケストラ

アメリカのサブプライム問題を嚆矢とする、全世界的な金融(信用)危機がこういうところにも影響を与えた、という話題について書く。 総人口30万人程のアイスランド共和国を拠点に活動するアイスランド交響楽団(Sinfóníuhljómsveit Íslands)が、経済危機を…

来日オーケストラの話題(ベルリン・フィル)

2005年以来3年ぶりに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が日本で9回の公演を行う。いずれの日のプログラムとも、ドイツまたはオーストリアで活動した作曲家達の作品だけを取り上げる(筆者は11/29の公演を聴く予定)。 あたりまえじゃんと言われそうだ…