指揮者

若杉弘が降板(新国立劇場)

5月に4回、新国立劇場が上演するショスタコーヴィチの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」を指揮するはずだった若杉弘が、降板したとのことである。産経新聞、スポーツニッポン及びスポーツ報知の電子版で報じられている。今日の23時時点で新国立劇場のウェブ…

シンシナティ交響楽団の日本公演

音楽事務所のジャパンアーツが一部発表していたが、シンシナティ交響楽団の日本ツアーの詳細が発表された。 ジャパンアーツ→http://japanarts.cocolog-nifty.com/artistvoice/2009/02/index.html シンシナティ交響楽団→http://cincinnatisymphony.org/Media/…

ドゥダメル指揮の演奏会(NHK教育)

NHK教育で、毎週金曜日の22時以降に「芸術劇場」という番組が放送されている。以前は日曜日夜の放映だったが、土休日が休みの人には厳しい時間帯だったと思う。 それはさておき、先月20日のプログラムは、クラシック音楽界で話題の指揮者グスターボ・ドゥ…

2008年に聴いたコンサート(総集編・オーケストラ)

2008年に聴きに出かけたコンサートのうち、オーケストラの演奏を振り返っておく。・シュトゥットガルト放送交響楽団(1/31,フェスティバルホール):ノリントン(音楽監督)による指揮の解釈が披露されたコンサートだった。前半のメンデルスゾーンでソロを弾…

ドゥダメル・イン・広島

ユース・オーケストラでありながら、世界的に見てその知名度はウィーン・フィルにも劣らないといってよいだろう。ベネズエラの「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ」が18日に広島で公演を行うというので、新幹線にて出かけた。 チケットの発売開始が10…

感心できない公演(その2)

昨日は、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による京都公演に行ってきたが、これが一部の曲を除いて現状では今年ベストの出来だったと思っている。そのことは他日まとめるとして、昨日の倍以上の出費をしたが良い印象を持てなかったオペラ公演の…

フランス芸術アカデミーの正会員

来月にウィーン国立歌劇場の日本公演で、ベートーヴェン作曲「フィデリオ」を指揮する予定の小澤征爾が、フランス学士院の一部であるフランス芸術アカデミーの「正会員」に選ばれた。 プレスリリースはこれ↓ http://www.academie-des-beaux-arts.fr/actualit…

国際政治と音楽(ゲルギエフの場合)

12月にロンドン交響楽団と日本公演を実施する予定のワレリー・ゲルギエフは、脂ぎっているという喩えが当てはまる指揮者だ。サンクト・ペテルブルクにあるマリインスキー劇場の総裁をしながら、新しい劇場などの建築に奔走したり、プーチン首相らとのコネク…